【感想】この衝撃を味わってください！【夕木春央　方舟】

こんにちは、あらいぐまです。

衝撃的な本に出会ってしまいました・・・

夕木春央さんの「方舟」です。

読み終えた時には、しばらく放心状態で何も考えられなくなりました・・・

思ってもない方向から鈍器で殴られたかのようでした。

こういう本に出会えるから、読書はやめられません。

その衝撃の強さを味わってほしいので、ネタバレは絶対踏まないようにしてください！

でも、この本を読み終えた人と語り合いたい・・・・

ネタバレ全開で語り合いたい・・・

そう思える一冊です！！

（2023年9月追記）

夕木春央さんの最新作「十戒」が発売になりました！

「方舟」を読んだあとは、絶対に読んでください。

新たな衝撃を味わえます・・・

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あらすじ

9人のうち、死んでもいいのは、死ぬべきなのは誰か？

大学時代の友達と従兄と一緒に山奥の地下建築を訪れた柊一は、偶然出会った三人家族とともに地下建築の中で夜を超すことになった。

翌日の明け方、地震が発生し、扉が岩でふさがれた。さらに地盤に異変が起き、水が流入し始めた。いずれ地下は水没する。

そんな矢先に殺人が起こった。

誰かひとりを犠牲にすれば脱出できる。生贄には、その犯人がなるべきだ。犯人以外の全員が、そう思った。

タイムリミットまでおよそ1週間。それまでに、僕らは殺人犯を見つけなければならない。

講談社BOOK倶楽部

扉をふさいでいる岩は、誰か一人が機械を操れば下に落とすことができるようになっています。

ただ、岩を下に落とすと、機械を操っていた人が出られなくなってしまう仕掛けです。

誰がその生贄になるのか、誰が救われるのか・・・

水が迫ってきているため、このままだと全員死んでしまう。

地下施設・時間制限という特殊状況下のクローズド・サークルです。

地下施設に閉じ込められ、誰を生贄にするのか決めなくてはいけない・・・

非日常の世界観に引き込まれていきます。

これだけでも十分すぎるくらいに面白いと思いませんか？

Twitterで話題に！

この本を読もうと思ったきっかけが、Twitterでした。

フォローワーの方々から、毎日のように読了ツイートが流れてきました。

そして、誰もが口をそろえて「衝撃的過ぎた・・・ネタバレは絶対踏まないように」と書いてありました。

Twitterの読書界隈でめちゃくちゃ話題になってたので、ネタバレを踏まないうちに読もうと決心。

その日のうちに本屋へ。

本屋に行くと、隅っこのほうに陳列されていました。

Twitterと現実世界のギャップを垣間見た瞬間でした。

ネタバレを踏まないようご用心ください

この本を100％楽しむためには、ネタバレを絶対踏まないでください！

先ほども書いたように、Twitterで話題になっているので、いつかはネタバレを踏んでしまう恐れがあります。

それは、もったいない！！

この衝撃を100%で味わっていただきたいと思います。

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