こんにちは、あらいぐまです。
今回は、アガサ・クリスティーの「ナイルに死す」を読みました。
実はこの「ナイルに死す」、2年前に購入してからずっと積読していました。約600ページもあり、なんとなく先延ばしにしていました。
しかし、2020年12月18日に「ナイル殺人事件」として映画化されることを知り、読んで見ようと思い立ちました。
登場人物の多さ
この「ナイルに死す」、登場人物が多いんです。
もちろん外国の小説なので、カタカナで聞きなれない名前ばかり。
なので、本の最初に記載されている登場人物の表を見ながら読み進めていきます。
私は、このように登場人物が多い作品を読むときは、必ず人物相関図を書きながら読みます。
こんな感じで登場人物を書き、頭の中を整理しつつ読み進めていきます。
この人物相関図に新たな情報を書き足していきながら、読み進めていくのって楽しいですよね。
これ共感してくれる方いますかね?
時々、人物を書く場所が端になりすぎて、その人の派生する情報が書けなかったり。
エジプトの情景
この「ナイルに死す」の魅力は、何と言ってもエジプト旅行の情景だと思います。
ナイル河の上の優雅なクルージングでは、エジプトの様々な場所に向かいます。
スマホで画像検索したり、マップで検索したりしながら、登場人物が見ているであろう景色を自分も想像しながら読んでいました。
また、ミステリー小説ですから、当然殺人事件が起こります。
ですが、約300ページまで事件は起こりません。
それまでは、各人物の紹介やエジプトの旅行について書かれています。
人によっては、退屈になってしまうかもしれません。
鮮やかなトリック
エジプトの情景もさることながら、そのトリックにも驚きです。
ネタバレになってしまうので、詳しくは言いませんが、「そんな方法があったのか」と驚かされるはずです。
見破ってやろうと意気込んで慰安したが、見事に騙されました。
そして、衝撃のラスト。
事件解決後の終わり方にも驚きです。
刑事ドラマとかでは絶対見ないような終わり方と言ったら良いでしょうか。
そして、ポアロさんの落ち着きようにもびっくり。
こんな結末になるだろうとポアロには分かっていたことだったんでしょうか。
600ページにも及ぶ長編でしたが、エジプトの情景を楽しみながら読むことが出来ました。
映画も楽しみです。
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