【感想】深夜ボロ泣きした小説【かがみの孤城 辻村深月】

かがみの孤城 辻村深月 ネタバレ 映画
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こんにちは、あらいぐまです。

今回は、辻村深月さんの「かがみの孤城」を紹介します!

この「かがみの孤城」は、2018年の本屋大賞受賞の人気小説です。

4年前に一度読んだのですが、アニメ映画化するという情報を得て、再読しました。

いつかは、映像化するだろうとワクワクしながら待っていましたが、アニメ映画とは!

あらいぐま

あの世界観をアニメで観ることができるなんて!めちゃくちゃ楽しみです!!

制作は、アニメ好きなら知らない人はいない「A-1 Picture」。

期待しかありません!

2024年追記。アニメ観てきました。完成度高く、結末知っているにも関わらず泣いてしまいました・・・

「かがみの孤城」は、辻村深月さんの本の中で一番好きな本であり、一番号泣した小説でもあります。

辻村深月さんの小説は、どれも心理描写が丁寧で心の琴線に触れまくります・・・

\辻村深月さんのオススメ小説!!/

目次

「学校」という世界で闘う子ども達

この小説は、「学校」という世界で必死に闘う子ども達の物語です。

子どもの頃、皆さんも大なり小なり闘っていたのではないでしょうか。

子どもの頃は「家」か「学校」しか居場所がありませんでした。

その「学校」で嫌われたら終わりだと思って、クラスの中で強い人に対して気を遣って闘っていました。

帰宅途中に、その強い奴がいると、からかわれるのが嫌で遠回りして帰ったこともあります。

あらいぐま

クラス内でヒエラルキーが上にいる人の顔色をうかがって過ごしてました・・・

今思い返すと、「学校」なんて小さな狭い世界です。

ですが、あの頃はそれが全てでした。

強い奴に嫌われたらどうしよう、いじめられたら、、、

大人にはたくさんの選択肢があります。

しかし、子どもには選択肢が限られています。

それに、中学までは義務教育だから簡単に逃げることもできない。

そして、みんなそんな世界で闘っていました。

あの頃の闘っていた自分に再会した小説です。

2回目でも号泣

4年前は、夜中にこの本のラストを読んで号泣しました。

そして、2回目読んでもまた号泣。

あらいぐま

あのラストは分かってても号泣してしまいます・・・

今まで読んだ小説で一番泣きました・・・

途中の喜多嶋先生のこの言葉でも泣きました。

「だって、こころちゃんは毎日、闘っているでしょう?」

辻村深月「かがみの孤城」株式会社ポプラ社 p211

喜多嶋先生・・・・!!

映画でももちろん泣きました・・・

あらいぐま

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あらいぐま

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この記事を書いた人

はじめまして。
あらいぐまと申します。
読書とソロキャンプが趣味の28歳の会社員。
ミステリ小説多めです。
読んだ本の感想や考えたことを発信します!

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