こんにちは、あらいぐまです。
今回は、若林正恭さんの「ナナメの夕暮れ」を読みました。
・つい考えすぎてしまう人
・気軽に本を読みたい人
・オードリーの若林さんが好きな人
オードリー若林さんの3冊目のエッセイです。
1冊目のエッセイ「社会人大学人見知り学部 卒業見込」を読み、若林さんの日常に関する考え方が好きになり、ファンになりました。
そこから「オードリーのオールナイトニッポン」を聴いているのですが、独特な考え方や言葉のチョイスが面白いです。
深夜ラジオで人気な理由が分かります。
そんな若林さんの書く文章が、これまた面白いのです。
また、面白いだけでなく、新たな発見もあります。
私が素通りしていたものを、若林さんならではの考察で拾い上げていく。
そんな感じです。
「普段からそんなに考えているのか!」と驚きます。
私はこの本を読んでいて、いろいろと考えすぎちゃう人の文章が好きなんだなと感じました。
まさに私自身、考えすぎてしまうことがあるので、共感するんだと思います。
日常生活で考えすぎてしまう人、きっと共感や新たな発見があるはずです。
自分との会話
この本の中で、一人で行動することが平気であるという話が出てきます。
一人でいてもあまり寂しくないのは、自分と話しているからなのだ。
若林正恭「ナナメの夕暮れ」株式会社 文藝春秋 p26
これには、共感しかありませんでした。
私もよく一人でキャンプに行ったり、ご飯に行くのですが、「寂しくないの?」と人から言われます。
全然そんなことは無いんだけどな・・・と思いながら「そうですね、気楽なんで」と答えていました。
一見、寂しそうに思えるかもしれませんが、頭の中でめちゃくちゃ会話しているのです。
お店、こっちに行ったらあるかな
いや、こっちには無さそうだから、さっきのところ戻ってみよう
という具合に一人二役で会話しているのです。
これは、子供も頃からそうだったように思います。
一人っ子で親が共働きしていたので、一人で会話するしかなかったんですよね。
一人でも寂しくない理由を発見できたように思います。
娯楽は人生のデコレーション
趣味や娯楽について、「なるほどな」と思った言葉がありました。
趣味や娯楽を振り回し、ただ生まれて死ぬという事象にデコレーションしまくる。
若林正恭「ナナメの夕暮れ」株式会社 文藝春秋 p48
「デコレーションする」っていう表現が良いですよね。
以前、私はこんなことを考えていたことがあります。
人はいずれ死んでしまうのなら、何か学んだり経験したり楽しんだりすることって意味あるのかな・・・
もし、学びや趣味が必要ないのであれば、ただ食べて寝るという生命維持活動だけしてればいいのでしょうか。
そんな生活嫌ですよね。
ただ食べて寝るという最低限の生活に、趣味や娯楽でどのようにデコレーションしていくのか。
そのデコレーションの仕方は人それぞれです。
「本」というデコレーションを多めに配分するか。
「スポーツ」を多めに配分するか。
新しいデコレーションを試しながら、最適なデコレーションに仕上げていくのか。
私は、「本」「アニメ」「キャンプ」の配分が多そうです。
デコレーションは飾ってみないと、自分に合うのかどうか分かりません。
もしかしたら、まだまだ自分に合うデコレーションがあるかもしれないので、いろいろと試していきたいと思いました。
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