【要約・感想】星渉「神時間力」24時間は命の残り時間

こんにちは、あらいぐまです。

今回は、星渉さんの「神時間力」を紹介します。

私が本書を読むきっかけとなったのは、時間の使い方に罪悪感があったからです。

会社から帰ってきてすぐにスマホを見てしまい、1日が終わってしまった。

休日、やりたいと思っていたことができずに終わってしまった。

など、時間の使い方に罪悪感を感じ、もっと自分のやりたいことに時間を使いたいと思いました。

「神時間力」は、大学教授の星野と元教え子で社会人8年目の春香の会話で進んでいきます。

会話形式で進むため、非常に読みやすく、時間の使い方について分かりやすく説明してくれます。

また、ビジネス書なのに泣いてしまうことでも有名です！

それでは、「神時間力」を読んで印象に残った部分の紹介をしていきます！

人生は時間の投資である

毎日の24時間は命の残り時間である

星渉「神時間力」株式会社飛鳥新社 p43

時間が経過することで、私たちの命の残り時間が減っているのです。

そこで大事なのが、時間は投資であるという考えです。

人間は、毎日24時間をもらって何かに投資して生きています。

そして何に投資するかは、得たい結果から逆算します。

「得たい結果＝ゴール」が決まっていないと、24時間の時間が「スマホを見る」など別のものに流れてしまいます。

得たい結果は、大きな目標でなくても構いません。

こんな小さい目標でも問題ないです。

また、趣味でも構いません。

一番需要なのは、自分の人生の時間を投資して幸せになることを考えてください！

今どこを目指しているのか

では、どのように得たい結果を決めればよいのでしょうか。

まず行うことは、やりたい気持ちに点数をつけることです。

このままだと「スマホをいじる」を選んでしまいます。

けれども、優先順位を決める際には、『今どこを目指しているのか？』を考えてみてください。

『今目指していること』が、「2キロ痩せる」だった場合、その目標に沿う行動を選ぶようにします。

感情では、「スマホをいじりたい」が勝っていますが、『今目指していること』を意識することで、「運動する」という行動を取ることができるようになります。

感情の天秤にかける

ただ、『今目指していること』を意識していても誘惑に負けてしまうことはあります。

運動したいのに、スマホをダラダラ見てしまう・・・

これは、感情の天秤で「得たい結果」が負けてしまっている状態です。

人は常に、この時間で何をするのかを感情の天秤で計っています。

ただ、得たい結果に追加の情報を加えることで、点数を上げることが可能です。

例えば、運動して痩せれば、「着たい洋服が着れる」などです。

このように、本当にやりたいことが誘惑に負けないように、追加の意味をつけることも重要です。

そうすれば合計の点数が高くなり、本当にやりたいことをできるようになります。

また、本書には説明がなかったのですが、私はマイナスの点数もあると考えます。

例えば、「スマホをいじる」だと、「時間を無駄にしてしまった罪悪感　-3点」など。

つまり、やりたいことは追加の意味付けで点数を増やし、誘惑はマイナスの意味付けで点数を減らすことで、本当にやりたいことをするのです。

気になったメモ

感情の天秤にかけ、「さあ！やりたいことをやるぞ！」と思っても、ふと別のことが気がかりで集中できないことがあります。

例えば、読書中に仕事のことが気になり、集中できないなど。

人間は、未完了のタスクに注意が向いてしまい、集中できません。

ここで、気になった未完了のタスクをメモすることで、脳の意識から外すことが可能です。

本当にやりたいことをする際、気になることを思いだしたら、メモをしてみてください。

そうすることで、やりたいことに集中することができます。

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