こんにちは、あらいぐまです。
今回は、綾辻行人さんの「十角館の殺人」を紹介します。
実は、6年前に読んだことがあるのですが、細部を覚えておらず再読しました!
6年前の私にミステリー小説の楽しさを教えてくれた小説です!
「おススメのミステリー小説」やtwitterの「名刺代わりの小説10選」など数多くの人たちがおススメしています。
そんな「十角館の殺人」、再読ですら面白かったです!
名作は何度読んでも楽しいんだなと思います。
ただ最初読んだときの衝撃には絶対勝てないですね・・・
「十角館の殺人」は綾辻行人さんの「館シリーズ」第1作目です。
「館シリーズ」は、ミステリーが好きな人なら一度は聞いたことがあるくらい有名なシリーズです!!
なぜ「館シリーズ」が有名になったのか・・・
「十角館の殺人」の衝撃が凄すぎたんだと思います。
これが綾辻行人さんのデビュー作とは・・・
私が一番好きな「館シリーズ」は、「時計館の殺人」です。
時計館のトリックには衝撃を受けました・・・
よくこんな設定が思いつくなと。
「館シリーズ」はどれも魅力的な「館」が舞台となっており、そのトリックも衝撃を受けること間違いなしです。
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あらすじ
十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける!
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一行の衝撃を味わってください
「どんでん返しの一行」
初めて読んだ時の衝撃は今でも覚えています。
6年前、まだ本を読む習慣がなかった頃「おススメの本ベスト10」のようなサイトで紹介されて購入。
この一行に出会って、小説の面白さを知りました。
小説ってこんなに面白いんだ・・・・
推理する楽しさ
物語の冒頭、ミステリ研究会のメンバーであるエラリィがこんな発言をしています。
僕にとって推理小説とは、あくまでも知的な遊びの一つなんだ。
小説という形式を使った読者対名探偵の、あるいは読者対作者の、刺激的な論理的な遊び。
それ以上でも以下でもない。
綾辻行人「十角館の殺人」株式会社 講談社 p13
「十角館の殺人」では、どんでん返しの一行が注目されがちですが、複数のトリックなど推理小説ならではの面白さもあります。
クローズドサークル
見立て殺人
アリバイトリック
読者も登場人物と一緒に事件を推理する。
ここに推理小説の楽しさがあると思います。
結末を早く知りたい・・・
その気持ちは痛いほどわかるのですが、推理する楽しみを味わってみてほしいです!
再読しての気づき
今回、6年前に読んだ本の再読をしました。
正直、再読をする前は楽しめるのか不安でした。
一番重要な結末を知った状態ですからね・・・
そもそも再読するって非効率的じゃない?
だったら、その時間使って新しい本読んだ方が良くないか?
一度読んだ本を再度読むこと=非効率的
と思っていました。
ただ、今回再読してみて気づいたことがあります。
結末を知っているからこその楽しさ
犯人はわかっているので、その人物に注目して読み進めることができます。
すると、最初読んだ時には気づかなかった伏線に気づくことができます。
この不自然な行動には意味があったんだな!
また、最初読んだときは「どんでん返しの一行」の印象が強すぎましたが、再読することにより複数のトリックがあったことに気づかされました。
他シリーズを読んでいるからこそ感じること
「十角館の殺人」は館シリーズの第1作目です。
館シリーズを読んでいることで、最初の感覚とは違う感覚で読み進めることができます。
シリーズ共通で登場している「中村青司」、「島田潔」、「河南孝明」への思いは最初読んだ時と大きく違いました。
愛着なんですかね・・・
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