こんにちは、あらいぐまです。
今回は、「天久鷹央の推理カルテⅡ ファントムの病棟」をご紹介します。
前回「天久鷹央の推理カルテ」を読んで、キャラクターや医療ミステリーの面白さに惹かれて次巻も読みました。
今回も各章で分かれていて、とても読みやすかったです。
1章:コーラに毒が入っていると訴える男性
2章:輸血用の血液パックが盗まれ、歯形がついた空の血液が見つかる
3章:天使を見たという少年の話
読み進めていくうちに、鷹央と小鳥遊の関係性にほっこりしますね。
無茶ぶりを言う鷹央に対して、嫌々ながらも付いていく小鳥遊。
今回もそんな二人が3つの不可解な謎を解明していきます。
結末は、ご自身の目で確かめてください!
鷹央の弱さと成長
膨大な知識を持つ天才女医である鷹央には、ある弱さがあります。
それは、人の感情を読むことと人の死です。
患者の死を看取った経験がない鷹央は、初めての患者の死にの戸惑います。
人の感情を読むことが苦手なため、患者を傷つけるかもしれないと思い悩みます。
第3章では、鷹央のこのような弱さが浮き彫りになった話でもあります。
人間離れした頭脳を持った鷹央の弱さを知ることで、鷹央の人間らしさが垣間見ることが出来ます。
そして、鷹央はこの弱さを乗り越えることになります。
そして、この第3章は泣けます!
様々な人のやさしさを感じることができるストーリーです。
【単純接触効果】シリーズで読み進めること
シリーズものって、読み進めていくうちにどんどん登場人物のことが好きになりますよね。
単純接触効果でしょうか?
単純接触効果(たんじゅんせっしょくこうか、英: mere exposure effect)は、(閾下であっても)繰り返し接すると好意度や印象が高まるという効果。
ウィキペディア フリー百貨辞典
シリーズものだと、何回も登場人物と出会うことになります。
接触の機会が多いということになるため、小説などの架空の存在にも適用すると思います。
そのため、シリーズものって愛着が湧きやすいのかもしれません。
日常生活を見回すと、人気のあるキャラクターは長期的に慕われていることが分かります。
ポケモンのピカチュウは、1996年から今までも継続してシリーズ化されています。
ディズニーも毎年新しく作品が生み出されています。
こう考えると、接触機会が多いというのは、人気になるうえで重要な要素になるのではないでしょうか。
毎日動画をあげるYoutuberは、日々更新されていくYoutubeという媒体において、毎日動画をあげることで視聴者に接触の機会を増やすよう努力しています。
単純接触効果だけが、人気になるための要素では無いと思いますが、少なからず影響はあるように思います。
このことは、他のことにも転用できそうです。
企業のTwitterでは、毎日何かしらつぶやくことで、フォローワーのタイムラインに乗ることを意識したり、お客様のところへ毎日会いに行ったり。
さて、話が脱線してしまいました。
シリーズものである天久鷹央の推理カルテは、まだまだ続編が出ています。次も読むのが楽しみです!!
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