【2024年最新】貴志祐介さんの最高傑作は？読んでほしい小説7選【ランキング】

こんにちは、あらいぐまです。

今回は、私が大好きな「貴志祐介」さんのオススメ小説をランキング形式で紹介します！

「貴志祐介さんの本に興味あるけど何から読んでいいか分からない」という方のために、貴志祐介ファンの私が厳選した7冊を選びました。

ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです！

貴志祐介さんの魅力

貴志祐介さんの魅力は、人間の嫌な部分や苦悩の緻密な心理描写だと思っています。

「黒い家」や「新世界より」、「悪の教典」を読むと、人間の嫌な部分をこれでもかと見せつけられます・・・

また貴志祐介さんは、ホラー・ミステリー・SFと幅広いジャンルの小説を書くことで知られています。

しかも、そのどれもがメディア化されており、人気作品となっています！

貴志祐介　おすすめ小説7選

人間の嫌な部分や苦悩を緻密に描写する「貴志祐介」さん。

10年以上ファンである私が、おすすめ小説をランキング形式で7冊紹介していきます！

1位　新世界より

ここは病的に美しい日本（ユートピア）。
子どもたちは思考の自由を奪われ、家畜のように管理されていた。

手を触れず、意のままにものを動かせる夢のような力。その力があまりにも強力だったため、人間はある枷を嵌められた。社会を統べる装置として。

1000年後の日本。豊かな自然に抱かれた集落、神栖（かみす）66町には純粋無垢な子どもたちの歓声が響く。周囲を注連縄（しめなわ）で囲まれたこの町には、外から穢れが侵入することはない。「神の力（念動力）」を得るに至った人類が手にした平和。念動力（サイコキネシス）の技を磨く子どもたちは野心と希望に燃えていた……隠された先史文明の一端を知るまでは。

講談社BOOK倶楽部　HP

第1位は「新世界より」

人間の「悪意」をこれでもかと見せつけられる傑作。

私がめちゃくちゃ大好きな小説の一つです！

人類がもし「超能力」を獲得したら・・・

あなたはどう思いますか？

ファンタジーみたいで楽しそう？

いえ、世界は「悪意」に満ちていきます・・・

世界が混沌としていく描写がリアルすぎて、衝撃的でした・・・

文庫本だと上・中・下巻ある長編SF小説です。

私も最初は、「SF小説初めてだし、ボリュームがあるな・・・」と尻込みしていました。

ですが、そんな不安はすぐに消し去り、あっという間に読み終えることができました。

ミステリー要素もあり、続きが気になってしょうがなかったです！

特にラストの真相を知った時、しばらく放心状態になりました。

2位　青の炎

秀一は湘南の高校に通う17歳。
女手一つで家計を担う母と素直で明るい妹の三人暮らし。
その平和な生活を乱す闖入者がいた。
警察も法律も及ばず話し合いも成立しない相手を秀一は自ら殺害することを決意する。

KADOKAWA HP

第2位は「青の炎」

あまりにも切なすぎる殺人者・・・

主人公の心情描写が細かく、感情移入しっぱなしでした。

今まで読んだ中で一番、殺人者に感情移入した小説です。

何といっても、最後の終わり方が切なすぎます。

読んだ後は、しばらく何も手につかなくなります。

私が読んできたミステリー小説で、一番切ないラストだと思います・・・

「青の炎」は、二宮和也さんの主演で映画化もされています。

以前NETFLIXで観ましたが、主人公を演じる二宮和也さんの演技に魅入られました・・・

映画もオススメです！！

3位　黒い家

１３０万部突破の最恐ホラー

顧客の家に呼ばれ、子供の首吊り死体の発見者になってしまった保険会社社員・若槻は、顧客の不審な態度から独自の調査を始める。

それが悪夢の始まりだった。第４回日本ホラー小説大賞受賞。

KADOKAWA HP

第3位は「黒い家」です。

怖い・・・怖すぎる・・・

ホラー小説ですが、幽霊の怖さではなく、人間の怖さを描いた小説です。

「黒い家」には、人間の狂気・悪意・気味悪さ・・・すべてが詰まっています。

とにかく人間の怖さを味わいたい人、オススメです。

終盤のハラハラ感、じりじりと主人公が追い詰められていく様子は、読む手が止まりませんでした。

読んだ後、人間が信じられなくなります・・・

大竹しのぶさんが主演で映画化されています。

大竹しのぶさんの演技が怖すぎて鳥肌立ちました・・・

4位　天使の囀り

アマゾン奥地を探検したメンバーが帰国後、次々と異常きわまりない自死を遂げる。

彼らの中で、何が起きたのか。

迫り来る死の予兆と快楽への誘惑。漆黒の闇から今、天使が舞い降りる。

KADOKAWA HP

第4位は「天使の囀り」です。

「囀り」は「さえずり」と読みます。

アマゾンを探検した人々が、異常な自殺をしてしまうというホラー小説。

高所恐怖症の人が高い場所から飛び降りたり、クモ嫌いだった人がクモに囲まれ死亡していたり・・・

なぜ異常な方法で自殺をしてしまうのか？

ホラーとミステリーが絶妙に合わさり、読む手が止まらなくなる小説です。

ただ、グロテスクな描写や虫が苦手な方は、注意してください。

「天使の囀り」は、ホラー・ミステリー要素だけでなく、考えさせられる小説でもあります。

作中に「安楽死」について言及する場面があり、「安楽死」の在り方について考えさせられました。

5位　クリムゾンの迷宮

藤木芳彦は、ある日、全く見覚えのない場所で目を覚ました。

うっすらと霞む視界に映ったのは、雨に濡れ、一面鮮やかな深紅色に染まった異様な世界。

奇岩に囲まれた峽谷だ。

記憶喪失か、それとも……。

KADOKAWA HP

第5位は、「クリムゾンの迷宮」です。

今までの小説と一風異なり、デスゲームに巻き込まれた人々の物語です。

極限状態の中で繰り広げられる人間同士の争い、緊迫した状況によるスリルが味わえます。

「次はどうなるんだろう・・・」とハラハラ、ドキドキしながら一気読み必至です！！

サバイバル系やバトルロワイアル・デスゲーム好きな人には、ぜひオススメです。

6位　１３番目の人格　ISOLA

賀茂由香里は、人の強い感情を読みとることができるエンパス。

あどけない少女千尋の多重人格障害に胸を痛める。

やがて十三番目の人格〈ＩＳＯＬＡ〉の出現に、彼女は身も凍る思いがした。

KADOKAWA HP

第6位は「13番目の人格　ISOLA」です。

貴志祐介さんのデビュー作であり、第3回日本ホラー小説大賞佳作を受賞しています。

12人もの人格を内に秘める多重人格者の少女、千尋。

13人目の凶悪な人格「ISOLA」とは？

後半のスピード感は、臨場感たっぷりでハラハラさせられます。

7位　悪の教典

生徒に絶大な人気を誇り、ＰＴＡや職員の間でも抜群に評判のいい教師がサイコパスだったとき、惨劇へのカウントダウンが始まった。

英語科教諭・蓮実聖司、32歳。

暴力生徒や問題父兄、淫行教師など、現代の学校が抱える病理に骨まで蝕まれた私立高校で、彼は何を行ったのか。

高いIQをもつ殺人鬼は、“モリタート”の旋律とともに犯行を重ねていく。

文藝春秋HP

第７位は「悪の教典」です。

評判の良い教師が、サイコパスへと豹変していく様子が怖すぎました・・・

生徒や親の心を支配していく様子。

時折見せる不穏な様子。

そして極めつけは、夜の校舎での容赦のない大量殺人・・・

生徒たちが追い詰められていく様子が、めちゃくちゃ怖かったです・・・

人を信じられなくなります。

「悪の教典」は、伊藤英明さん主演で映画化もされています。

私も小説を読んだ後に、観ました。

サイコパスを演じる伊藤英明さんが怖すぎ・・・

しばらく伊藤英明さんがテレビに出てくるたびに怖かった思い出があります・・・

貴志祐介ワールドを体験してください！

私が挙げた7冊の小説では、貴志祐介さんの最大の魅力である「人間の嫌な部分や苦悩の緻密な心理描写」をとことん味わえるはずです。

人間の狂気・悪意・殺意・苦悩・・・

全てが詰まった貴志祐介さんワールドをぜひ体験してみてください！

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